iPod nanoの独走が続く
アップルコンピューターの
iPod nanoが市場独走している答えは簡単にみつけることができる。
それは、アップルが市場に参入した瞬間から、常に「破壊者」で、
あり続けてきたということだ。
iPod以前は、各社がハードウェアの性能や音質といった技術面で
争っていたのでソフトやサービスとの連携が不十分で、必ずしも
使い勝手が良いとは言えなかった。
そこに、
アップルはデザイン性や使いやすさに焦点を当てたiPodを投入
して、市場に参入したのである。
楽曲管理ソフトウェアの使いやすさで他社をリードしたうえ、著作
権管理の制限を緩やかにして、楽曲データをCDに複製できる
ようにして、しかも驚くことにこのソフトをインターネットで無償配布
して、利用者を増やしたのである。
2003年には音楽配信サービスに参入して、ハードからソフト、
サービスまで自社で一貫して提供した。
この結果、すべての使い勝手をアップル流に統一できるので、
ユーザーは以前よりも容易に楽曲をCDやネットからiPodに
取り込み、楽しめる。
デザイン性やファッション性に、そうした使い勝手が加味されて
瞬く間に多くのユーザーの支持を集めたのである。