携帯音楽プレーヤーに新風iPodnano
2005年、
消費者の圧倒的な支持を得たのは、アップルコンピューターの「iPod nano」。
ソニーのウォークマンの牙城を見事に切り崩したiPodの秘密を検証してみよう。
iPodの国内シェアは05年の後半から50%を超えて推移している。
牽引役となったのが、アップルが05年9月に発売したiPod ナノである。
名刺サイズ6.9mという薄さが注目され、
大容量のタイプは一時的に品切れになるほど人気を集めたのです。
アップルの上級副社長は、こう自画自賛している。
「デザイン性、薄さといい、最高のエンジニアリングの結果だ。
そこに使い勝手のいい音楽管理ソフトや音楽配信
サービスを組み合わせることで、他社に真似できない製品が生まれた」
アップルによる独走が続く中で、
既に数社が撤退するなど、競争は激化している。
競合他社の中には、アップルとの直接対決をさける動きすらある。
実は、
デジタル音楽プレーヤーを最初に発売したのはアップルではない。
それどころか、初代iPodの登場は2001年10月なので、
市場に送れて参入したソニーより、さらに2年の遅れだった。
それが
今や市場を独走し、アップルの屋台骨を支えるまでに成長したのだ。